西村直人「クルマのなかで“メネフネ”が大活躍!」



西村直人
トヨタのWebサイトでおもしろい動画があります。先日のブログで「7つの眼」の話を書きましたが、トヨタの考える“眼”の数は7つどころじゃないようです(笑)。まずは一度ご覧になってください。
http://toyota.jp/information/philosophy/humanity/index.html
ブログでの執筆を開始してから、「ITSってなんですか?」と聞かれることが多くなりました。きっと皆さん、ちょっと難しく考えているんじゃないでしょうか。そんなとき、私はいつもこの動画の話をしてITSのイメージを膨らませてもらいます。私の考えるITSの世界って、まさにこの動画にあるような社会のことなんです。
「最先端技術こそ、人のためにある」
これは、トヨタのある技術者から伺った言葉です。技術とは、速く走るためだけにあるのではなく、スムーズに、そして安全に走るためにも大切です。こうした技術に対する思想は、ITSが目指す交通社会を形作る上で、とても重要な事柄ではないでしょうか。
こんなことを考えてみました。クルマ社会をより良い方向へと導いてくれるのがITSなら、人々の生活をもっと豊かにしてくれるものは何なのか、と。そこでいきついた一つの答えがロボットです。
日本の高齢化社会については先だってのブログでも触れましたが、ロボットのアシストによって、人々の暮らしがもっと快適になるのではないかと真剣に考えています。先進装備を満載したクルマを使いこなすことができる人間は、きっとロボットとも友好的な関係が築けるのではないか‥‥‥。ちょっとオーバーに聞こえるかもしれませんが、これがロボットに対する私の持論です。
ところで、ご存知の方も多いと思いますがタイトルにある“メネフネ”とは、ハワイにその昔住んでいたといわれる妖精のことです。人々が眠りについた真夜中に、せっせと仕事に励む働き者だったといわれています。冒頭にご紹介した動画のなかにいる“ちいさなおじさん”を見ていると、「メネフネって、こうやって働いていたのかなぁ~」、と思わずニヤリ。ちなみにこの動画、06年カンヌ国際広告祭「フィルム部門」でシルバーライオンを受賞しました。

西村直人氏 プロフィール
1972年1月東京生まれ
交通コメンテーター
クルマとバイク、異なる社会の架け橋となることが目標
得意分野は人間主体のITS
A.J.A.J会員
警視庁2輪指導員






